バックオフィス業務や事務作業を自動化できるWindows用の無料ツール
Power Automate Desktop(PAD)
Power Automate Desktopとは?
PADは俗に言う「ノーコードツール」です。
プログラミングがわからない人でも、「比較的」簡単に作業を自動化できます。
PADはマイクロソフトのアカウントがあれば、誰でも無料で使うことができます。(Windowsのみ可、Mac・Linuxは不可)
Power Automate Desktop(PAD)でできること
パソコン作業ではエクセル・メール・インターネットを使用することが多いかと思います。
発注業務や原価計算、データの集計、Webサイトからの情報収集。。。
PADは、それらの作業を自動化できます。
従来はエンジニアがプログラミングで行っていた下記のような自動化も、自分でできるかもしれません。
- 複数のエクセルからデータを集計してメールで報告する
- ブラウザからデータを取り込んでエクセルに記録する
- メールで注文が来たらSlackでみんなに共有する
- エクセルのデータを専用ソフトに入力する
- 打合せ時間の5分前にWeb会議のアドレスをLineに送る
- OCRで手書き文字やFAXを読み込みエクセルに転記 などなど
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Microsoftではもう一つ、
「Power Automate (クラウドサービス)」を提供しています。
ややこしいのですが、こちらの「PA」は有料なのでご注意ください。
2つの大きな違いは下記です。
- Power Automate Desktop ・・・自分のパソコンで使う
- Power Automate ・・・ クラウド上で使う
用途によっては「PA」の方が適している場合もありますが、まずは無料の「PAD」で様子を見てみることをおすすめします。
PADのインストール
Power Automate Desktopのダウンロードはこちらのページから
リンク先ページ内のdownloadingをクリックすると、インストーラーのダウンロードが始まります。(下記の画像の左下あたりの青い四角)
ファイルが大きいので少し時間がかかりますが、ダウンロードされたインストーラーをダブルクリックして、案内に従ってインストールします。
内容がわからない場合は、特に記入や選択をせず、そのままデフォルトの設定で進めてください。
自動化するためのフローの作成については、また別途記載します。