社内にForm2という光造形の3Dプリンターがあるのですが、以前から気になっていた、低価格の液晶ディスプレイ式(?)光造形の3Dプリンターを追加導入しました。
Form2と同じ光造形タイプですが、Form2がレーザーで描くように紫外線で硬化させていきますが、このPhoton Sは底面に紫外線LEDが敷き詰められr、途中に液晶ディスプレイがあり、液晶ディスプレイで紫外線が透過する範囲を映像として写し、紫外線を当てる部分をコントロールしています。
理屈的にはPhoton Sのタイプの方が、ステージ上に1個作ろうが、10個作ろうが、同じ時間でプリントが完成します。
こちらの解像度、材料で問題がなければ低価格製品の小ロット生産にはPhoton Sの方が良さそうです。
材料、スライスソフトの完成度、プリント精度からすると、高い分Form2に分がありそうです。
以下、Amazonで購入、次の日に届いた製品のお試し状況です。
ほんと、便利な世の中ですね。。。
写真右:ANY CUBIC Photon S
購入時で約43000円(安!)
写真左:ANY CUBIC Wash & Cure
約26000円。これは買った方が良いです。
さっそく最初から入っているサンプルをプリント
Wash & Cureで最初にIPAで洗浄、次に光硬化を行います。
この出来具合。。。
Form2と材料が違うせいか、構造のせいか、臭いがきついです。
※ちょうど良い紙袋があったので上からすっぽりかぶせて、ゴミ袋をかぶせて、排気しました。
オフィスや自宅で使う場合は、換気レベルでは厳しいと思うので、排気または完全に囲う必要がありそうです。